あっち側とこっち側

あっち側、こっち側。

 

そこの間には線が引かれている。

だけど、その線を引いているのは自分。

 

この線を消してみれば、

あっち側にもこっち側にもいける。

 

消す方法?

線を引いた理由を思い出せば、消す方法は自然と思いつく。

 

「バイクに乗って楽しんでいるのは同じなのに、

あっちのグループに入れば、暴走族。

こっちのグループに入れば、地元のヤンキー。

 

話さなくても通じ合うほど、同じ趣味を持っているのに、

わざわざ線を引くから、喧嘩することになる。」

 

高校時代に、友達の先輩が言ってた。

高校生ながら、なるほどなー、と変に納得したものだ。

 

大人になってからも、

あっち側とこっち側を意識することが多い。

 

そんなあっち側とこっち側を敢えて明確にして、

その線を飛び越えたり、越えなかったり、

そういうネタをたくさん書いていきたいな、と思います。